わが国では臓器別専門医による高度専門医療の発展が図られ、目覚ましい成果を上げてきました。
その一方で急激な超高齢社会への移行を迎え、医療に対するニーズの変化、社会保障費の増大、医療資源の地域偏在などが大きな問題になっております。
地域においてあるいは総合病院においても慢性的な医療問題を複数抱える患者さんに対して包括的に対応できる「総合診療医」の重要性が認識されるようになりました。
私たちの総合診療科でも患者さんを心理・社会的な側面を持つ1人の人間として捉え、総合的視点で問題解決のために真摯に取り組みます。
患者さんに寄り添いながら、さまざまな状況にもしなやかに対応することを目指します。